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GLOSSARY

特別編成部隊「妣國」

帝国軍を形作る八つの師団とは系統を別とする少数部隊。

各師団に籍を置く特に優れた能力、あるいは素質を持つと見込まれた兵士たちが「強化指定兵士」として選抜を受けることで編入し、より高度な訓練や危険な実地任務を受けるようになる。

​帝都

帝国の首都。桜の木が数多く植えられており、開花の季節には町中に鮮やかな桜模様が広がることから「桜花」という名称が付けられている。

沿岸部に接し、帝都の中心部には帝国の指導者たる皇の住まう皇宮が存在する。皇居を中心に、東西南北に帝都の主要行政機関が存在し、帝都東部。最も沿岸に近い区域に帝国軍参謀本部を含めた軍事施設が存在する。

魂喰鬼

この世界、オフィー・レイニアに古くから存在する人を喰らう異形の怪物。西大陸では

​ソウル・イーターと広く呼ばれている。

帝国においては、月ノ第壱等級。火ノ第弐等級。水ノ第参等級。木ノ第肆等級。金ノ第伍等級。土ノ第陸等級。陽ノ第漆等級からなる七つの区分わけがされ、等級の数が増えるほど甚大な脅威として見られる。

久良杜

帝国の最北端に広がる豊かな山々と広大な樹海のみで構成された未開拓地方。しかし、山の合間には古くから根付く閉鎖的な村がいくつも存在し、独自の慣習に基づき生活を営んでいる。

桜華祭

帝国の建国記念日である四月二十日は、毎年恒例の桜華祭と呼ばれる祭事が催される。普段は滅多に衆目へ顔を見せることのない皇が、この日ばかりは皇居の前に姿を現し、民衆に演説をする。

 

開催中は町中に屋台などが出来、町全体が縁日のような雰囲気に包まれる。公道では建国の歴史を象った様々なオブジェの乗せられた長大な神輿が闊歩する。

​石動流戦刀術

​イスルギ・ゲンカイの興した剣術。帝国に数多く存在する剣術技法、その源流を汲み、そこにゲンカイ個人の我流とでも呼ぶべき体術理論が組み合わさることで完成された。

イスルギ・ゲンカイ個人は東大陸の人間にしては珍しく魄創術識において恵まれた素養を持たずして生まれた身の上であり、彼個人の性質に則り「強い識を使えぬ凡人でも外敵を打ち払える」ことを主目標とした護身剣でもある。

​心奏、あるいは生まれ持った直感に従う「先読み」を駆使し先の先、あるいは対の先を狙う先制の太刀と、「生存」を確かなものとする盤石の防御の構え。及びその状態から後の先を狙う反撃の太刀を極めることがまず石動流の基本骨子であり、そこから熟達した帝国軍人などは己が「唯奏」を交えた独自の剣技を開発し、自ら研磨していく運びとなる。

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