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​Glossary

魄創術識

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単に「魄創術」「識」とも呼ばれる。オフィー・レイニアに生まれる生命は、個体差はあれど誰しもが先天的に魂の熱量、つまりは感情の増減によって身体能力を強化したり、一種の超能力を引き起こすなどといった芸当を可能とする術を持ち合わせて生まれ出でる。

数百年ほど前に、東の帝国。その前身に当たる旧国がいち早くそういった人が持つ魂の力に目を付け、体系化することで技術として多方面に転用することを考えた。それにより、高度な魂魄の操作が可能となり、これまでの感情次第で成される身体強化や不規則に発生する超能力などを訓練や研鑽によって術者の意志の元、自在に扱えるようにしたものが現在の魄創術である。


まず基本的かつ初歩的な術として、自己の魂を駆動し同時に感情などをポジティヴ・ネガティヴに限らずある一定値まで変化させその地点に固定化することで極めて安定した身体能力、五感の強化を継続的にもたらす「現奏・六識」

同様の原理で、不規則に発生する念動力、精神感応を初めとした物質の燃焼・凍結または様々な超常現象を制御し、自らの意志で行使することを可能とするものが「心奏・未那識」

それら二つが初等の術理であり、レイニアに生まれる人々は義務教育としてまず己が魂の現す力を御する術を学ぶ。それにより、持って生まれた魂の資質にこそ発動する力の大小は左右されるものの、誰しもが魄創術を日頃の生活などに活用している。

これらを踏まえ、主に帝国を筆頭に諸国の軍事機関にて研究・開発された応用発展系とも言える第三の術理が、「唯奏・阿頼那識」と呼ばれる魄創術識者が扱う最大の奥義とされる極めて強力な固有の能力である。


つまりは個人の魂が内包する未知の潜在的可能性を抽出し、それをレイニアに生きる全ての魂そのものと干渉させ合うことで彼らと個人の間に微弱なパスを形成し、当人達にとっては無意識に、故に強制的に彼らの魂から力を引き出し取り込むことで己の潜在的可能性に確固たる形を与え、強力な現奏・心奏術識として現すというもの。

この力を取得するには条件が二つ存在し、それさえ満たせば比較的用意に術の取得自体は可能である。

一つ、極めて高い資質を持った魂を有すること。
二つ、自己以外の人間が数多く存在すること。

が、前者においては資質の低い者であっても壮絶な修練の果てに己が魂をより強靱に練り上げることでもどうにか取得を可能とし、後者においては仮に自分以外の生命体が存在しなくなってしまったとしても、百億の魂に匹敵する強度の魂魄へ自らの魂を昇華させることが出来れば、理論上は唯奏の発動を可能にする。


また唯奏に至った高位の魄創術者の基本性能に関しては「五行機構」と呼ばれる評価基準により大まかに定めることが出来る。

​ブレイジングソウル

​タイトル

​原画

​エターナル14歳

​シナリオ

​すさのを

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