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レイニア全土を襲った未知の病毒。

生命体の魂そのものに感染し、時間の経過ごとに魂魄を貪り喰らい、かけらも残さず消滅させる。病により魂を失った生物は「魂喰鬼」へと変じ、更なる犠牲者を増やし続ける。

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治療の術が見つからず、心奏の応用技術により進行をどうにか遅らせることで蔓延を防いでいたが、それでもじわりじわりと蝕むように罹患者は数を増やし続けている。

 

感染経路すら不明であり、唯一分かっていることは、感染した生物の胸部には奇妙な痣が浮かび上があるということ。

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