アルダリア王国の属国であるが、王国圏内からは果ても果て、さらに危険な魂喰鬼が数多く生息していると知られる最南の大地の出身者。

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かつて住んでいた町を魂喰鬼に滅ぼされ、親類を全て殺されている。その復讐のために彼は血反吐を吐きながらほとんど独学で魄創術識の探求と鍛錬を続け、優れた魂を有さない彼が到れるはずのなかった唯奏位階にまで到達することに成功している。

 

魂喰鬼を無差別に殺戮するだけの流浪の旅路を送っていたが、そこを王国軍部に拾われ、シェオル遠征の第三陣へ組み込まれることとなった。

極めて非社交的。魔物を殺すこと以外に興味を持たず、皮肉屋。わざと嫌われようとしているかのような一面がある。当然チームワークなども望むべくもないが、最低限度、同士討ちだけは避けるように配慮するなど根は善良であるのかもしれない。