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​アルトグレイス・フェルマータ

聖剣の担い手、サー・アルトグレイス。

優れた実力を持つ十二人の上級騎士によって構成されたアルダリア王国軍最強の騎士団「聖円卓」の第一席。つまりは、筆頭を務める男。

「カレトヴルフ」と呼ばれる柄のみで刃の存在しない異質な剣を持つ。

眉目秀麗、目映い笑顔が物語る通り、まるで騎士の物語からそのまま抜け出てきたかのように正義を愛し、悪と不義を憎む実直な人間で、王国内では密かにファンクラブめいたものが出来上がるほどその人気は高い。

……と、それは表面上の話であり、いざ彼と交流を深めてみると凄まじくお調子者で助平。緊張感の欠片もない男として仲間からは見られている。だがそれも彼なりに場を賑やかそうという思いの元に振舞われるものであり、裏表もないバカ正直な彼の人となりに誰もが自然に惹かれていくこととなる。

アルト
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