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トゥハ

トゥハ・リ・イスカ

北方の雪国で生活を営む部族出身の少女。

彼女の部族に生まれる人間の「魂」は総じて先天的に剛・体の一点へ極めて高い資質を有し、また優れた免疫能力も併せ持つ。強靱な力を持つ彼らにも当然シェオル遠征への呼びかけがあったのだが、自分たちには関係なきことと幾度もその招集を跳ね除けていた。しかし、部族の者の中にもついに枯魄病を罹患した者が出てしまい、首長の娘であり部族の中でも特に高い潜在的な能力を有したトゥハが、彼女自身の修練も兼ねて部族全体の意思を背負い此度の遠征へと送り出されることとなったのである。


まだ年端もいかない少女でありながら剛・体からなる身体強化の程はあらゆる者の追随を許さず、常態で大地を砕き千里を一息で駆け抜けるほどの超人じみた力を発揮する。
彼女自身は常に元気いっぱいで、今まで故郷以外の場所を知らなかったためか何事に対しても興味津々で四六時中声をあげては新たな発見に驚きそして明るい笑顔を振りまき続けている。遠征隊の清涼剤。

 

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